316 将来計画及び運営方針
5-5 装置開発室
装置開発室は,これまで所外の研究者の施設利用に関しては,装置開発室の設備の利用についてのみ公募の対象と してきたが,先端装置開発技術の急速な多様化と進歩の早さを考慮し,装置開発室技術職員の技術レベルの向上を目 的として,平成17年度後期より,実験装置の開発・製作についても施設利用として製作依頼を受けることとした。分 子科学研究所の研究支援組織としての位置付けは変らないので,業務の込み具合によっては引き受けられないことも あることを公募要項には明記してある。この決定については,装置開発室所内運営委員会(平成17年1月31日),教授 会,などの議論を経て2月22日の分子科学研究所運営会議において承認された。また,このような施設利用の内容の 変更にともなって,所外の委員も含めた装置開発運営委員会を設置することとなった。所外からの製作依頼について は,開発要素の強いものを受け付ける方針であるので,年間数件以内を予定している。前期,後期の年2回公募し,装 置開発運営委員会で議論したのち,装置開発室長が採否を決定する。
装置開発室における16年度の報告すべきもう一つの活動として,一年間の製作報告,共同技術開発,他機関との技 術交流報告などを内容としたアニュアルレビュー(年一回)の刊行がある。装置開発室の活動が所内外のできるだけ 多くの研究者や技術者の目に触れることは,研究者と技術者および技術者と技術者の間の情報交流をスムーズにし,装 置開発技術の向上にとって,また,組織活性化のうえで極めて有益なことと考える。